クルマで行った百名山「伊吹山」

登山日は2020年9月21日。

そのときの記録をもとに書いていきます。

 

岐阜県を1泊旅行。

ついでに伊吹山を訪れたわけです。


ドライブウェイ料金所(3140円)からずいぶん走って駐車場に着きました。
全長17kmあるそうです。
後で知ったのですが、割引クーポンが入手できるようです。

 

東登山道コース(60分 1500m)を歩きました。
眺めはすばらしかったです。

 

〇この山行で得た学び


1.看板に書かれていた百人一首

 

 「かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 萌ゆる思ひを」は、

 勅撰和歌集にある藤原実方朝臣の和歌。

 これが山頂の山小屋の看板にありました。

 分かってもらえないだろうなぁ、さしもぐさが燃えるような私の恋心を。

 そう詠んだ実方は、清少納言の恋人だったそうです。

 

 ということは、元は私信として彼女に宛てて書いたものなのでしょうか。

 それがなぜ、オープンになってしまったのでしょうか。

 

 この歌を受け取った清少納言中宮に見せちゃったのでは?

 上手に詠んでますよ、見て見てなどと言いながら。



(2)なぜ、山小屋によもぎ餅?

 

 薬草園があったようです。
 しかも、織田信長が作らせたとか。知りませんでした。

 

 お灸に使うもぐさ。その原料がヨモギ

 で、よもぎ餅か。


 蕎麦の栽培もここから始まったとか。

 

(3)山を崩している?


 遠くから伊吹山を見ると、山肌が白くなっている部分に気が付きました。
 採石場でした。

 

 石灰岩を採っているそうです。
 白くて長い道路のような建造物は運搬に供するものでしょう。

 
 元から崩壊している場所での採掘。
 緑化を進めながら操業し、やがては安定した山腹になるんだそうです。