さすが百名山「大菩薩嶺」の山行 

 

登山日は2020年10月25日。

その記録をもとに書いていきます。

 

大菩薩嶺へのアクセスを一度失敗しているのです。
前年の12月の中旬のことでした。


上日川峠へ向う道(218号線)は途中から雪道になっていきました。

車窓から見える風景が正にホワイトクリスマス! 


ルンルン気分の運転も束の間、

ゆるいカーブにさしかかったところでスリップしてハンドルは制御不能に。

クルマは意図しない方向へと流れ出しましたが、事故にはならず、ほっ。

 

これ以上進むのはアブナイ。

もうすぐ登山口でしたが、登山はあきらめ。

「ぶどうの丘」でワインを買い、すごすご帰りました。

今回は、時期を少し早め、降雪の前に行きました。

 

【眺望は、さすがの百名山

 

登山口から大菩薩嶺(ピーク)まで標高差は500mありません。

登りに要した2時間は、あっという間でした。

 

なにしろ歩いていて気持ちがいいのです。

多くの人が訪れるだけの山です。

 

日の出前に上日川峠Pを出発するのがお勧め。
朝日が右手後方から樹林帯に差し込んできて、実にさわやか。

 

右回りで周回するコースが一般的のようです。

大菩薩峠まで下っていく稜線からの眺めもみごと。

深田久弥

「初心者にとってまことに恰好の山」と表現していますが、
山好きでもなく、半分仕方なく付いてきた家人にも好評でした。

 

【バーナーのこと】

 

大菩薩嶺の山頂(2057m)に到着。

時刻はまだ8時半でしたが、昼食(?)にしました。

あまりに寒い。

カップラーメンで暖をとろうというわけです。

 

湯を沸かし始めましたが、なかなか沸きません。

いったいどうしたことでしょう。

 

下山して後、分かりました。

登山を趣味にしている床屋のマスターが教えてくれました。

 

山頂は平地よりも気温が低くなります。

気温が低いとガスが気化しにくくなります。

結果、火力が落ちるというのです。

 

そう言えば、冬用のガスカートリッジが売られていましたね。

マスターは、得意げにガソリンストーブを買った話をし始めました。

 

う~ん、買おうかな。